ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2021年12月23日木曜日

大成抗議報告:12月15日@福岡九州支社

 2021.12.15大成建設要請行動報告

(1)要請書(Fさん)

要請書

玉城知事は国の設計変更認めず不承認を突付ける

 20204月に沖縄県防衛局が県に提出した「設計概要変更承認申請」について、沖縄県が「公有水面埋立法」に基づく審査を行い、1125日、「不承認」を突き付けました。以下その理由を述べます。

1、軟弱地盤がある埋立場所が、適切な場所と言えない。

2、環境に及ぼす影響が配慮されていない。

(ア)ジュゴンに及ぼす影響について情報が収集されていない。

2018年以降、個体Aが確認されず、20202月から68月にジュゴンの可能性の高い鳴音が施工区域内で録音され、水中音を発する船舶が航行するなど地域性に変化が生じているが、水中音の調査が行われず環境への影響を軽減する措置がとられていない。(軽減措置を取らないということは、死んでも構わないということだ)

(イ)サンドコンパクション工法で砂杭を打つと地盤が盛り上がり、環境に影響するが、その情報が収集されていない。

事業者は「変更後の海底改変範囲は1%増加したにすぎず、増加した範囲は変更前の海底改変範囲に隣接しており、海底状況(環境)が大きく変化しない」と言っている。しかし、東側海岸1Kmに砂杭16千本を打ち込むことにより盛り上がる箇所は、水深が深い斜面部に位置し、生物も異なり、環境に影響し、その盛り上がり面積も1.8haと広範囲なのだ。

辺野古、大浦湾周辺の海域は、陸域から流れ込む河川、特異な地形的特徴を反映し、多様な生態系が狭い水域に組み合わされており、ジュゴンやウミガメ類などの絶滅危惧種262種をはじめ、5334種の生物が生息しているが、調査が実施されておらず、環境に配慮していない。

(環境に配慮しないということは、環境が破壊されても構わないということですね)

3,軟弱地盤の「B-27地点」の調査が実施されていない

B-27地点付近は、公共の安全・公益上の影響がある外周護岸や滑走路延長線上となっている。また、粘性土が水面下約90mに達し、護岸設置場所にAvf-c2層が存在している。地盤安定のため軽量盛り土が使用され、界面活性剤による汚染が心配される。

事業者は、軟弱地盤の最深部が位置するB-27地点の力学的試験を行わず、150m離れたS-3地点、300m離れたS-20 地点、750m離れたB-58地点から類推しており、3地点からの類推でなくB-27地点における力学的試験を実施することが最も適切と考える。

2017年に6ヶ月に及ぶポセイドンによる正確な海底調査で、B-27地点の状況は把握されているはずです。そのための調査だったはずです。恐らく工事不可能な都合が悪い結果だったから,ひた隠しにし、3地点から類推するなどして,問題ないとしているのです。工事不可能な軟弱地盤なのです。許すことは出来ません。

4,地盤改良工事の実績がなく、技術力もなく施工できない!

地盤改良深度をー70mまでとし、約20mの未改良部の地盤改良については、これまで実績がなく、現時点での技術力では施工できず、災害防止に配慮しておらず、審査事項に適合しない。と、沖縄県は不承認にしました。

20mの未開良部が硬い粘土層だから改良の必要がないから70m砂杭を打ち込んだのではなく、70mの砂杭しかなかったのです。だから、20mは技術力が無く,施工できないのです)

知事が不承認だと言ってるのです。大成建設は工事をやめて今すぐ撤退せよ!

玉城知事は記者会見で全国民に呼びかけた!

知事は、沖縄戦の犠牲者の遺骨が眠る沖縄島南部の土砂が埋め立てに使われる可能性を指摘し、「人道上許されるはずがない」「悲惨な戦争体験をした県民、国民や御遺族の思いを傷付ける行為は絶対あってはならない」と言っています。遺骨の混じった土砂については、今や全国の133の自治体が反対の意見書を国に出しています。福岡市議会も「遺骨を含む土砂を採取しないこと」という意見書を全会一致で可決しました。政府の設計変更申請を巡り、県内外や国外から17839件の意見が寄せられ全てが申請に反対でした。知事は「県民と国民の思いを重く受けとめたい。辺野古の問題は沖縄だけの問題ではない。国民全体の問題だ」と語気を強めました。安倍・菅・岸田の自民党政治は、今までの保守政治にもない無茶苦茶な政治です。国民は税金を収奪する対象でしかなく、行き詰まった資本家階級の延命の為の政治です。正に国家暴力です。その典型が辺野古新基地建設です。日本社会のおかしさの凝縮です。この政治のあり方にNO!を突き付けたのが玉城知事の「不承認」です。知事が言うように、この不承認支持の闘いは実は日本人民が闘わなければならない闘いなのです。日本全土で立ち上がりましょう。大成建設は遺骨の混じった土砂を埋め立てないで下さい!

防衛局の「不承認」に対する、「行政不服審査請求」を許すな!

沖縄防衛局は、国土交通省に行政不服審査法に基づく不服審査請求をしました。これは国民の側が行政に対し不服を申し立てる制度です。しかし、国がどんなに卑怯な手を打とうとも、軟弱地盤が待っているのです。軟弱地盤の調査もせずに、ー90mもの深い地盤に砂杭を打ち込む操作船もなく技術もない。工事を完成させることはできないのです。

大成建設は無駄な税金を使う、人殺しのための基地建設をやめよ!

宮古島・保良のミサイルや弾薬の運び込み阻止闘争

15日宮古島・保良へ地対空・地対艦ミサイルが強行搬入されました。住民はミサイルを積んだ15台の車列の前に寝転がって抗議し、反対闘争を展開しました。「島にミサイルはいらない。弾薬搬入をやめろ」と怒りの声をあげました。許せないことは、真昼間に、町中を沢山の弾薬を運ぶなど、沖縄人民の命など考えていない日本政府の沖縄差別です。また、米軍機からの落下物問題で,青森では米軍が市民に謝りに来たが,普天間では謝りに来なかったと聞きます。日本政府の沖縄差別が根本にあると思います。

日本各地で14万自衛隊の軍事演習が強行されました。このミサイル搬入はその一環です。軍事演習は九州や沖縄で9月から11月までおこなわれました。民間会社も動員した大規模な訓練です。民間からは戸惑いや警戒の声があがっています。ただひたすら、中国侵略の道を突き進もうとするこの動きを何としても阻止しましょう。沖縄・宮古島を再び戦場の島にするな!

本部八重岳での自衛隊の軍事訓練を阻止したぞ!

現地報告によると、26日、八重岳の軍事演習を全県から集まった20人ほどの人々が、「沖縄を二度と戦場にするな」と車両の前に寝転がって反対しました。この八重岳は戦時中、米軍と激突した戦場地だったんです。だから、ここも遺骨が沢山眠っています。そこはかって日本軍が八重岳を占領していましたけども、米軍に負けて逃げた後なんですけど、そこにまた再び自衛隊が日本軍としてやってきたんですね。許せられることではありません。ところが、緋寒桜が満開で、それを自衛隊車両が折っていくから、みんな非難囂々。隊員が車の屋根に登り枝を払うが折れてしまい、「折れた」とヤジが飛ぶ。「あんた達頂上まで桜だよ。折らないでいけるの」とヤジ。本部署が「物損事故」として処理し29日までの訓練予定が中止になったそうです。Mさんの抗議の声がすごかったそうです。お父さんが14歳の時に、この八重岳で鉄血勤皇隊として当たりもしない鉄砲を持たされて、機関銃の米軍と闘わされ、沢山の中学生が死んだそうです、中学生が兵隊にさせられて闘わされたんです。どうですか、今の中学生。絶対反対して下さいね。日本兵も沢山死んだ。自衛隊員に「お前達の先輩が死んだんだ。手を合わせなさい」とMさんは言ったそうです。本土では9月からの自衛隊演習は密やかに行われたようです。どこで演習があっているか私達は知りませんでした。ところが沖縄では自衛隊は隠れもせずに観光地の市民の前で堂々と演習をしたのです。この違いはなんでしょう。また沖縄を戦場にしようとするこの動きを許せません。沖縄差別を許せません。私達は沖縄のこの闘いに学び、全国の私たちこそ頑張りましょう!沖縄だけにまかせるわけいきません。みんなでこの戦争への機運を動きを止めましょう。大成建設は沖縄の思いを汲み取り沖縄から撤退しなさい!

中国侵略のための14万軍事演習を許すな!

陸上自衛隊が今までにない最大規模の訓練を9月~11月にかけて続けました。有事に備え「輸送」に主眼を置いた訓練で、民間の輸送業者も加わり、部隊や物資を目的地(戦地も含む)に運ぶというのです。今回の訓練の狙いは、民間業者との連携強化をはかるというのですが、民間からは戸惑いや警戒の声が出ています。

 訓練は陸自の全部隊が参加する「陸上自衛隊演習」の一部で、今回は輸送に伴う課題を探るのを目的にしているのです。いざ中国侵略と言うときに、離島に素早く部隊や物資を移動させる能力を高め、防衛力を強化することが念頭にあるのです。演習は、全国各地から九州6個所の演習場に、部隊約12000人や車両約3900台、コンテナ約800本分の補給品を輸送するというのです。

 参加する民間業社は、日本通運のほか、フェリー会社14社、航空会社1社の計16社で、日本通運はJR貨物など下請けにも業務を発注しました。今回は過去最大規模だったそうです。

「武力攻撃事態法」では、地方公共団体や「指定公共機関」になった民間業社は、国と共に必要な措置を行う責務があるとし、国民は「必要な協力をするよう努める」と定めています。民間や国民が戦争に協力するための法律です。

 今回陸自は全国の港湾約30ケ所で民間作業員と積み下ろし作業をしましたが、戦時中6万人が亡くなった歴史がある民間側は警戒感を強めています。全国港湾労働組合連合会は「平時の連携は構わないが、有事になし崩し的に協力の幅が広がるのは反対だ」と言っています。有事には協力しないと言っているんです。しかし、陸上自衛隊側は「自衛隊だけでは国は守れない。今回の訓練で民間の方に有事の協力のあり方を考える機会になればいい」と言っているのです。

つまり、この大演習により、国民の意識を変え、戦争への協力体制を作っていくというのがこの軍事演習の大きな目的なのです。自衛隊だけが訓練しているんじゃないんですね。国民を巻き込んでその国民の意識を変え戦争に協力する国民に育てていくというのがこの狙いなんです。だから自衛隊員を軍服姿で、町なかを歩かせたり、国民の意識に植え付けようとしているのです。「この頃よく自衛隊員を見かけるねえ」という声を聞きます。

さらに日・米・英など6カ国が沖縄の南西海域で102日~3日、米空軍ロナルド・レーガンやカールビンソン、英空母クイーンエリザベス、護衛艦「いせ」などが参加した軍事訓練が展開され、四国沖では、護衛艦「いずも」に米海兵隊のF35B戦闘機の発着試験が実施されるなどの軍事行動が激烈化しています。これらは、対中国対決、敵視政策を強め、「インド太平洋地域の安定のため」を口実とした軍事政策なのです。

416日の日米首脳会談の共同声明は「台湾海峡の平和と安定の重要性」が宣言されました。麻生元副総理は「台湾有事は日本の存立危機事態だ。(つまり日本も参加するといっているんですね)安全保障関連法の『集団的自衛権』を行使することもありうる」つまり武力行使も辞さないといったのです。防衛白書にも台湾有事条項が明記されました。台湾有事ともなれば沖縄・尖閣に波及しかねないとも言っています。

かつて、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ロシア、日本が中国、アジアに侵略し、資源を奪い尽くし、沢山の人々を殺したように、また、再び、アメリカ、イギリス、フランス、日本、オーストラリアが中国侵略戦争に乗り出そうとしています。

沖縄を舞台にまた再び中国侵略戦争を開始しようとしているのです。私達は前の戦争の反省に立ち、沖縄の人々の意いたということは志を汲み取り中国侵略戦争に反対し、辺野古新基地建設に反対していかねばならないのです。

日本軍と一緒に中国大陸に侵略していった大成建設は、同じ過ちを繰り返さないで下さい。中国大陸侵略のための、辺野古新基地建設や宮古島や石垣島のミサイル基地建設を許すことは出来ません!

(大成建設は今すぐ工事をやめてください!)

(2)個人の意見

Y1さん:大成建設は今の要請行動の中身を良く受けとめ、そして、基地建設についてやめて欲しいと思います。今回沖縄の玉城知事が辺野古基地の設計概要について、不承認を表明しました。知事が不承認をしたということは、とても大変なことです。工事をやってはいけないということを大成建設は受けとめて下さい。

知事の不承認を受けたならば、工事をやめ今すぐ基地建設をやめて、現状復帰を、今までの工事をやったことについて昔の姿に戻すようにしていくのが当然のことです。その大成建設の工事が問題なのは、まず第一に、この設計概要がとてもいい加減だからです。この工事の地盤がどんな状態なのかも記載が無く、そして、砂杭打ちの工事の詳細も明らかにしていません。そして、工事が進んで供用開始したら、地盤が毎年10cmも進み、50年かけて330cmも地盤沈下するといわれていますが、このことにも触れていないのです、あまりにも難しい工事で、誰が考えても不可能な工事なのです。そのため知事が工事を行わないようにと設計の概要についても承認をしなかったのです。このことを受けとめ、大成建設は工事を諦めて欲しいと思います。そもそも、この基地建設のために埋め立てる土砂は南部からもってこようとしています。沖縄の南部の土地は沖縄戦の時に沢山の人が死に、そして、遺骨が埋まっています。その遺骨もあまりにも多くて、いまだに全部集め切れていません。現在でも遺骨を集める作業は続いています。その土砂をブルドーザー等で削って持って来て、埋立の海に埋めようとする暴挙を沖縄の人たちは怒りをもって抗議しています。のみならず、全国の地方自治体、この福岡市においても遺骨の混じった土砂を埋立に使うことがないようにと、議会で決定しました。福岡にも沖縄県で亡くなった沢山の兵士の骨が埋まっています。その骨もいまだに見つかることなく沖縄中の土地に地面に埋まっているのです。それらの死者の慰霊の気持ちがあるのであれば、そういうのをやって基地建設のために埋立工事に使うのなどということがどうしてできるのでしょうか。大成建設はそうした地元の声、そして、全国の戦没者の声を受けとめて、これを中止することが当たり前の行為なのではないでしょうか。

さらに、問題なのは、この大浦湾が世界から見ても、とても希なホープスポットと呼ばれる場所で、海に貴重な生物が棲んでおり、代表的なのはジュゴンなのですけども、北限のジュゴンといって地球の中で一番北の位置に生息しているジュゴンなのです。今までに3頭生きているのが確認されていたのですが、この工事が始まってから,母親ジュゴンの遺体が海岸に打ち上げられてしまいました。もはやジュゴンが生きて行くことが出来ない環境になってしまったのかも知れません。残る2頭のジュゴンたちも行方不明です。この工事による自然破壊のすさまじさは、サンゴの事を見ても明らかです。防衛局はサンゴが死滅しても構わないという対応で、大浦湾の5334種の希少生物やサンゴが、どういう風に生息しているのかを調べる環境調査もろくに行わずに、工事を強行しているのです。そして、この工事の面積は莫大な広さで、ここの例えばこの博多のこの場所から呉服町までかかるような面積の土地です。そこを全部埋め立ててしまおうという工事で、非常に自然破壊が海の生物が生きていけなくなる環境になってしまうのに、この大成建設をはじめとする防衛局は、ほとんど影響がないなどとする言い方をして無視しているのです。そのため玉城知事はこの工事を不承認にしたのです。また、この工事は非常に地震に弱い基地になります。軟弱地盤の上に滑走路を造るために、大学の研究者達が調べたところによると、震度1位の地震が来たとしても、護岸が崩壊する可能性が高い。震度1なんていう地震は年中起こっています。沖縄ではその滑走路の下に活断層が走っているといわれるのです。そんな地震の何時起こるかわからないような場所で、そして、震度1の地震であっても地盤が崩壊する可能性があるというのに、工事をしようというこのことについて、玉城知事は当然のこととして不承認の決定を行いました。みなさん、このような不可能な工事に対して、沖縄県知事が不承認にしたことは、全く正しい。そしてそのために、今回明らかになった費用は、最初は工事をするのに2310億円だといっていたのに、9300億円。いわゆる4倍もの金額に跳ね上がる工事になるという訂正をしてきているのです。それも全部税金が使われます。私達は玉城知事の設計変更概要申請に不承認決定したことを支持します。大成建設はこれ以上工事で大浦湾を破壊しないで下さい。生物や自然を殺さないで下さい。今すぐ辺野古新基地建設工事を中止して下さい。

Sさん:ご通行中のみなさん、大成建設九州支店のみなさん、今年2021年は、太平洋戦争開始から80年の年であります。日本人だけでも約320万人、中国で約1000万人、フィリピンで100万人、その他東南アジアオセアニアの人々を含め数100万人が死亡した。あの恐ろしい太平洋戦争が始まった年から80年です。そしてその太平洋戦争の終盤、沖縄がアメリカ軍と日本軍の決戦の場が占領されました。街そのものが自分達が沖縄に住んでいた人達が,自分達が住んでいた街が占領されました。その結果多くの人々が死亡しました。アメリカ軍と日本軍の両方に撃たれて死亡しました。特に多くの人が避難した沖縄北部・南部地域では多くの人々が死亡しました。その遺骨が今も眠っています。その遺骨が混じった土砂で大成建設が、埋立工事を行っています。辺野自治体が全会一致で反対の決議を行っております。勿論沖縄県はみんな反対しております。遺骨混じりの土砂を戦争のための基地に使う。そのような非人道的なことが許されていいのでしょうか。そのような非人道的なことを大成建設は税金を使って行おうとしております。これが日本を代表する大企業がすることでしょうか。今、マスコミでは日本と中国の対立が盛んにいわれております。そして、辺野古新基地建設は中国戦争?のためともいわれております。沖縄の人たちはまた沖縄を戦場にするつもりかと、怒りを募らせております。ところが今度行われます札幌冬季五輪の誘致に向けて、日本政府は中国に対し、札幌冬季五輪に賛成するよう働きかけております。いったいどういうことでしょうか。片方では対立といいながら、片方では冬季五輪誘致のために中国に協力を求める。こんな非民主的なことを日本政府は行っております。それに協力しているのが、ここにあります大成建設九州支店です。先日沖縄県玉城デニー知事は、辺野古埋立工事の変更を不承認にしました。軟弱地盤があるための工事変更をこれを認めないと、もうこれ以上工事をやめよと、中止を玉城知事は宣言しました。大成建設はこの玉城知事の決定を受けて直ちに辺野古埋立を中止することを求めます。沖縄に基地はいりません。沖縄県民は数年前の2017年の住民投票で,75%が辺野古工事に反対をしました。沖縄県民の民意は、「辺野古埋立やめよ」です。その民意を受けて、日本政府は岸田政権は、今すぐ埋立工事をやめて現状復帰をすべきです。沖縄の人たちは、これ以上基地を造るなと、もうこれ以上、戦争に怯えて暮らすのは嫌だといっております。また、この辺野古新基地建設に連動しまして、日本本土でも岩国、築城、新田原、佐世保各地の基地の各地にあります米軍そして自衛隊基地の強化拡大が働いております。私は推進しました。先日航空自衛隊の戦闘機がへいかけて飛んで行くのを見ました。そのために健康被害が出ております。私達は求めます。これ以上戦争の基地を造るな!大成建設は辺野古の工事をやめろ!元通りに戻せ!大浦湾を辺野古の海を元の海の姿に戻せ!これが大成建設の責任である。

Kさん:大成建設さん、先月福岡市は市議会で辺野古の基地建設に遺骨の混じった土砂を使ってはならないという風に、福岡市議会が全会一致で意見書を可決しました。その事について少なくとも福岡の支店長さんはその文を読んで下さいという風に言いましたが、要請書の方も読んで頂いてないような感じがしますが、市議会の決議読んだでしょうか。意見書を読みましたか。全然長くないですね。全く読もうと思ったら、5分もあればゆっくり読んでも、ささっと読んだら230秒で終わるような決議ですが、意見書ですが、読んで頂いたでしょうか。支店長さんは相川善郎さんですね。相川善郎さん、九州支店長さん、福岡市の市議会が全会一致で可決をした意見書を読んで頂いたでしょうか。大成建設の九州支店の支店長さん、読んで頂いたでしょうか。是非こうしたという返事が欲しいものです。そして、今も要請書を書いて、お渡ししようと思っていますが、私達は何度も毎回毎回要請書を受け取るようにとゆう風にお願いしてますが、拒否されております。読むぐらいしたらいかがですか。支店長さん。相川さん。そして、今月はですね、チラシをお配りしております。沖縄県知事が工事の不承認を決定しております。理由はこうこうだと、要請書の中にも書いてますが、チラシの方にわかりやすく簡単に書いてますよ。支店長さん沖縄県警が不承認にしてますよ。読んで下さい。いいでしょうか。冗談交じりに私が言ってるような気がしますが、そうではありません。大成建設の九州支店の支店長さん。沖縄県知事が不承認とゆってるんですよ。ね、それも県知事が言ってるだけでなくて、きちんと審査会で検討して30数項目、数1000箇所のおかしいところがあるということについて、沖縄県の審査会が質問を出しているんですけども、沖縄防衛局は答えない。先程も一番大事なボーリングをしていない。いうことについて、要請書に書いてありますが、大成建設の支店長さんよ、読みなさい。そして、私達が言っていることが、何所がおかしいのか、どういう風におかしいのか。そして、福岡市の市議会が決議をした全会一致で意見書を決議しておりますが、そのことについて、どう思ったのか。支店長さん私達に返事をしていただけないでしょうか。要請書受け取っていただけないでしょうか。今、私達の前にいるガードマンさんにね、何度もお願いしたことがあるんですよ。受け取ってくれないんですよ。もう一回言います。福岡市の市議会が意見書を全会一致で可決してるんですよ。その文章を意見書を読みましたか。そして、沖縄県知事が設計変更不承認とゆっております。既に1125日に出されています。新聞にもいっぱい書いていますね。読んでますね。支店長さん。だったら、こうこうこういう風な理由で、工事を続けていますという風な返事ぐらい、要請書を私達は出しているんだから、返事を出したらどうですか。それすらしない。私達は県知事さんが不承認という風なことを出してるんだったら、一旦工事を止めたらどうかという風に言ってるんですよね。みなさん工事止めないんですよこの大成建設は。国がそうしろと言ってるんかも知れないんだけど、別に机上の側が「あーそうか」と、会社の判断で、県知事はこういう風に言ってると、そして、国の方も「この不承認おかしい」という風ついしとしてると。だったら会社としては、間に入る。中間的立場になるから。「じゃちょっと工事は止めとこうか」と言う風にならないですか。大成建設さん、少なくとも要請文に対して返事が欲しいです。

(3)ギターと歌(Gさん)

通行中の全てのみなさん。私達が今立っているこのビルの中に大成建設という日本でも最も大きいゼネコンが入っています。そして、この大成建設が何をしてるかというと、沖縄の大浦湾という綺麗な海を埋め立てて、ジュゴンやウミガメが棲めないようにして、戦争のための人殺しのための基地を造っています。しかもあろうことか、あの20万人の人々が亡くなった、沖縄県、この人達の遺骨や血肉が混じった土砂を使って、この大成建設は埋立を強行しようとしてます。こんなことが許せますか。戦争でボロ儲けするこんな会社を許せますか。

大成建設は、前の戦争の時も,多くの人々を殺す仕事をすることによって、このように大きくなった建設会社です。一貫して人の血を吸って肥え太っている会社です。

歌「風に吹かれて」

どれだけ遠くまで行けば   大人になれるの   

どれだけ金を払えば   満足できるの

どれだけミサイルが飛んだら   戦争が無くなるの   

その答えは   風の中さ   風が知ってるだけさ

 

どれだけ原発を動かしたら   明るい未来が来るの   

どれだけ豚箱の飯が旨くなれば   自由になれるの

どれだけ基地ができたら   平和な日が来るの

その答えは   風の中さ   風が知ってるだけさ

 

どれだけ強くなれたら   安心できるの

どれだけ嘘をついたら   信用できるの

いつまで傷付け合ったら   仲良くなれるの

その答えは   風の中さ   風が知ってるだけさ

 

どれだけ風が吹いたら   解決できるの   

どれだけ人が死んだら   悲しくなくなるの

どれだけ子どもが飢えたら   何かができるの

その答えは   風になることさ   風を巻き起こそうぜ

その答えは   風になることさ   風任せじゃ始まらない

この答えは   風になることさ   風が知ってるだけさ

 

大成建設という会社が、今ビルの中に入っています。そして、この会社は、前の戦争中も沢山人を殺す戦争でもってボロ儲けをして大きな日本でも有数のゼネコンになってきたわけです。今また、沖縄の辺野古というきれいなジュゴンやウミガメが暮らす海を埋め立ててあらゆる生きものを殺し、人殺しのための戦争の基地を造ることによって、ボロ儲けしています。この基地は、建設の目途が立っていません。即ち、私達の税金が湯水の如く使われて、この大成建設の懐に入っています。

 

2021年12月19日日曜日

大成抗議:12月21日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&西口地下スタンディング

 定例の大成建設抗議、年内最後です。12月で、丸7年を迎えます。この間、大成建設前抗議は一度も休むことなく続いています。ぜひともご参集ください。かなり冷えてきますので、防寒、そしてマスクをお忘れなく。

1月29日には、大成建設前を通る、デモ(辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会主催)もあります。

諦めないこと!継続は力なりで頑張りましょう。

エコー抗議報告:12月14日(火)@エコー本社前

 辺野古実の土砂投入から3年!抗議とダブりましたが、17:30~30分ほど、エコー本社前で抗議をしました。元気にコールをした後、受け取らない抗議文を読み上げ、リレートークをしました。

コールはこんな感じです。

エコーは サンゴ破壊をやめろ

辺野古の工事で 儲けるな!

 

エコーは サンゴを殺すな

自然を壊して 儲けるな!

 

エコーは 沖縄の声を聞け

民意を無視して 儲けるな!

 

エコーは 受注をやめろ

税金使って 自然を壊すな!

 

エコーは サンゴ破壊をやめろ

基地を作って 儲けるな!


抗議文はこちら。

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20211214

Stop!辺野古埋め立てキャンペーン

共同代表:芦澤礼子 加藤宣子 中村利也

株式会社エコー
代表取締役社長 柴木 秀之
殿 

抗 議 要 請 書 

辺野古で行っているサンゴ破壊を直ちに止めることを求めます。 

私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンは、2013年末の仲井真沖縄県知事(当時)の埋め立て承認直後から、辺野古・大浦湾の埋め立てを許さず、米軍基地建設を進めさせないために、主に辺野古の工事を受注する企業へ抗議する活動をしてきました。 

貴社は、沖縄防衛局から辺野古・大浦湾の米軍基地建設現場でのサンゴ移植の受注契約を結び、ただいまその作業の真っただ中にあります。米軍基地建設に反対する仲間からの報告によると、当初の移植とは、削った岩盤の表面に小さく砕いたキクメイシを有害な水中ボンドを使って貼り付けるという、きわめて杜撰なサンゴ移植という名のサンゴ破壊であった、さらにその移植されたサンゴは、最近の報告では、白化が進んでいると聞いています。 

辺野古・大浦湾における米軍基地建設は、工事技術も作業船もない90mにも及ぶ軟弱地盤の埋め立てと二つの活断層による崩壊の危険性などが指摘され、沖縄県は1125日変更申請の不承認を出しました。サンゴへの負担が大きいと言われる高温期の大浦湾のサンゴを急いで移植する必要はどこにあったのでしょうか。不承認が出されても、サンゴ移植を続けることは、玉城デニー沖縄県知事が言うように「不法」です。大浦湾は世界でもまれにみる生物多様性の豊かな海であり、北限のジュゴンが棲み、サンゴが繁殖し、5800種以上もの様々な生物が見られる沖縄でも貴重な生態系です。一昨年には、アメリカのNGOが認定するHopeSpotにも選ばれました。辺野古・大浦湾のサンゴの素晴らしさは、一度潜ったらその豊かさに驚かされるほどのものです。全体で70000体を超える検体の移植を行うと聞いています。それがどれ程の自然破壊になるか、想像力を働かせてください。 

沖縄戦を経験した「辺野古反対」の沖縄の民意は、過去のたびたびの選挙でも明らかであり、一昨年2月の県民投票では投票者の7243万人もの人が辺野古基地建設に反対票を投じました。コロナ禍でも辛抱強くキャンプシュワブ前で座り込み、また大浦湾でカヌーに乗って抗議をする多くの県民の声でも明らかです。その非暴力の抗議の広がりや激しさはご存じだろうと思います。 

貴社は、HPのトップで「『青い地球を豊かに』それが私たちの願いです」と謳っています。やむことなく戦争を続けるアメリカの基地建設に加担することが「青い地球を豊かに」することでしょうか。 

直ちに貴社が行っている基地建設に加担するのを辞め、サンゴの移植作業を中止して下さい。ともに「青い地球を豊かに」するため、沖縄の海と自然を守っていきませんか。

貴社の英断を求めます。


2021年12月12日日曜日

エコー抗議:12月14日(火)17:30~18:10@北上野エコー本社前

 (株)エコーは、まだサンゴの移植という名の破壊をしています。何とか、自然破壊をやめろとの声を届けましょう。

14日、18:30~防衛省前で、土砂投入から3年の抗議がありますので、18:10くらいで引き上げて、防衛省前に駆け付けたいと思います。ぜひ皆さん、両方ともご参加ください。

2021年11月30日火曜日

大成抗議報告:11月17日@福岡九州支社

 2021.11.17大成建設要請行動報告

 参加人数は6人。ビラ取りは良かった方だ。1人中年の男性が「道路許可を取ったのか」と絡んできた。少し酒が入っているようだ。「米軍が全部出て行けばいい。そしたら基地は要らなくなる」「お前らが日本を守ればいい」「自衛隊にみんな入って,中国が攻めてきたら戦えばいい」「お前達は非国民だ」等と言う。「マスコミは中国が攻めてくると言うが、先の戦争もそうだったが、日本や米国が攻めようとしているのだ」といいかえすと「そんなことないよ、日本人同士でも殺し合いやってるのに」「道路許可も取らずに、勝手に喋とる」と文句を言う。あんたも喋っとるじゃないかというと「わしゃ勝手に喋とるんじゃ」というので、「そのままお返しします」というとハッハッハッと笑って去っていった。

あとの反省会で、今政治不信等で,いろんな事件が起こっている。また、絡んでくる人もいるだろうが、あまり荒立てないようにしようと確認した。「何かあったら救援会へ」とGさん。


(1)要請文

要請書

今も遺骨が残る南部の土砂を採取しないよう求める意見書が福岡市議会でも採択されました!

大成建設は福岡市議会の意見書に従ってください

 大成建設は辺野古新基地建設を強行していますが、工事のために南部の土砂を使って大浦湾を埋め立てる計画です。辺野古埋め立て海域で軟弱地盤が確認され、大量の土砂を使用する改良工事が必要になって浮上しました。防衛省は昨年4月、地盤改良工事をするために県に設計変更を申請し、採取地に糸満市や八重瀬町を加えたのです。しかし南部は沖縄戦の激戦地で、今も3千体近い遺骨が残されているのです。戦没者遺族会の反対の声もあり遺骨の混じった土砂を採取しないよう求める意見書が福岡市議会でも10月8日に全会一致で可決しました。

 意見書は、戦没者を刻んだ「平和の礎(いしじ)」(糸満市)に福岡県出身の4030人の名があり、周辺では遺骨収集も続いていると指摘し、遺骨を含む土砂を採取せず、政府主体で遺骨を収集するよう求めました

 発案した荒木龍昇議員は、「戦争体験が薄れる中、沖縄戦や沖縄の現状を考える契機になったはず」と述べています。沖縄戦では県外出身の日本兵66千人を含む計20万人超が亡くなりました。  

遺骨収集を続ける具志堅隆松さん(67)は3月、「犠牲者の尊厳を踏みにじる行為」としてハンガーストライキを決行。支援者が全国の地方議会に働き掛け、沖縄県や奈良県、大阪市、金沢市などが同趣旨の意見書を可決。支援者によると、18日現在、沖縄県内25、県外108の計133議会での可決を把握しているといいます

 具志堅さんは「遺骨を含む土砂の使用は、基地建設に対する賛否以前の人道上の問題。沖縄戦では県外から送られた若者も犠牲になった。沖縄だけの問題ではないと捉えてもらい感謝している」と話しました。

 大成建設は全国でこのように反対決議があがっているのを知っていながら、それでも遺骨の混じった土砂を辺野古の海に埋め立てるのですか。沖縄の人の民意で7割が建設に反対し、福岡市議会でも全会一致で南部の土砂を採取することに反対の意見書が可決されたのに、それでも遺骨交じりの土砂を使って埋立をするのですか。


カヌー隊の千葉さんは海上保安官を提訴

しました!

大成建設は海保の暴力を盾にして工事をしないで

ください

 4月15日、カヌーを漕いで辺野古新基地建設工事の抗議行動をしていた千葉和夫さんに海上保安庁の高速ボート2艘が猛スピードで突進してきてぶつかり、千葉さんは、胸部打撲・頭部座礁・頸椎損傷の傷害を負いました。治療を続けてきましたが7ヶ月以上経ったいまも、頭痛と首の痛みなどに悩まされているのです。

この事件について加害者も海上保安庁も責任をとろうとしないため、千葉さんは民事による国家賠償で提訴しました。

 初公判の意見陳述で千葉さんはこういっています。

当日の模様を簡単に書くと、私はK8護岸に着岸するランプウェイ台船に向かってカヌーを漕いで抗議した。 途中まで行くと私の左前方から私の体に向かって一直線にGBが迫ってきた。私は直前に気が付「危ない、危ない」と叫んだがそのまま私の左胸に激突した。その惰性でGBは私におおいかぶさってきた。私は船の下にカヌーもろとも飲み込まれそうになったが中に入ってしまうとスクリューで細切れ状態になってしまう。胸位まで船の下に入ったが、ものすごい恐怖と死ぬと言う思いが走り必死になって体をだした。そこにもう一隻のGBが右後方から突っ込んできた。もちろん私は後に目がないのでそれはわからなかったが、後で動画を見てこれは操縦ミスとか、たまたまそうなったのではなく、明らかに私を標的としたものであると確信した。 海の上は広々として見通しがきくが実際はまるで "密室である。そこで起きた大きな事件として考えている。 そしてこれは私個人の問題ではなくカヌーを漕ぐ辺野古ぶるーの各個人の問題でもあり、大きく考えれば沖縄が植民地扱いされている問題でもあると考えている。 このような事はヤマトでは絶対起きないことではないでしょうか?

 このように千葉さんは、7か月たっても後遺症が続く怪我をしているのに、海上保安庁と国は何の治療も謝罪もしません。警察だったら何をやってもいいといわんばかりの態度は許すことはできません。海保が市民の行動を制止する要件には18条にある「市民の身体や生命に危険がある、又は財産に対する重大な損害を及ぼすおそれがある行為を制止することに限られます。しかし市民は通常のカヌー運行をしているので何の危険もありません。 むしろ海保が市民を危険にさらしているのです。海上保安官たちはカヌーに乗って抗議活動をしている市民に対して危険行為を行ない、カヌーに飛び乗って横転させる、船をぶつけて横転させる、市民を海に投げ出して頭を上から押さえて海水を飲ませ、溺れさせておいてから身柄を確保する、濡れたまま長時間海風で冷やして凍えさせたり、泳ぎながら抗議していた市民の頭上にボートを衝突させるなどで恐怖心を与えるなど法治国家とは思えない危険行為をやっているのです。カヌーを運行する市民の活動は、辺野古新基地建設に反対する非暴力の表現行為であり、憲法の保障する基本的人権の行使です。市民に対する不当な身体拘束を繰り返す海上保安庁の行為は、法的根拠のない違法行為です。
 人民を虫けら同然に扱い、謝りもしない海保を許すことは出来ません。大成建設はこのような国家権力の暴力を利用しながら人殺しのための基地建設をしていることを、反省しないのですか。暴力警備をやめるように大成建設から海上保安庁に申し入れてください。そして今すぐ辺野古基地建設工事をやめてください。


  大浦湾はホープスポットに認定されました。

大成建設は自然と生き物の命を破壊しないでください

 2019年に大浦湾は世界でもっとも守るべき重要な海域であるという意味のホープスポットに認定されました。 大浦湾一帯は、世界的にも豊かな生物多様性を誇る宝の海です。大浦川の河口にはマングローブと干潟が見られ、浅瀬には沖縄本島周辺で最大規模を誇る海藻藻場、沖には泥場や砂地が広がり、湾内には息をのむほど美しいサンゴ礁が生き物たちの「命のゆりかご」として発達しています。大浦湾で確認されている生き物は5334種、そこには262種もの絶滅危惧種がふくまれています。 しかし工事が始まってからは以前は3頭確認されていたジュゴンのうち母親の死体が打ち上げられ、子ども2頭は行方不明です。

 さらに防衛局はK8護岸の190m延長工事を始めるために10月22日に入札告示しました。そこは小型サンゴが38760群体が生息している地域であるためこれまで工事ができなかった場所です。もしK8護岸が完成すれば辺野古崎と長嶋の間の潮流が止まってしまい、環境への破壊的影響も大きいのです。工事はやめるべきです。


サンゴ移植でサンゴが殺される

 9月に防衛局はK8護岸の延長工事のために、サンゴの移植を強行しました。移植は成功率が低く、移植したらサンゴが死滅する危険が高いので、沖縄県知事をはじめ学者や市民が反対しました。それなのに防衛局は台風や夏場の高温で最悪の条件下で移植を強行したのです。そして移植に有毒な接着剤使用も問題になっています。サンゴが生き残るのはむずかしいでしょう。まだ事業認定変更申請に知事が承認を出していないし、承認されなければ、工事が中止になって移植の必要もなくなるというのに、防衛局がサンゴの移植を強行したのは許せません。 このように環境破壊をやりながら、防衛局は口先では環境を守るといいます。「変更承認申請の概要」のなかでも、工事による「環境への影響は現行計画と同程度又はそれ以下である」と主張しています。しかし、誰が考えても、大浦湾を160ヘクタールも埋立する大規模な地盤改良工事で、直径1mもある砂杭7万7千本も打ちこむような工事をしたら、環境への影響がいままでと「同程度又はそれ以下」というのはあり得ません大浦湾の埋め立て工事をすれば生息する生物の多くが死滅してしまいます。大成建設は埋め立て工事をやめてください。


美謝川の水路切り替え工事はホープスポットの破壊です

 さらに沖縄防衛局は、101日、美謝川の水路切り替え工事を着工しました。美謝川の工事について、沖縄県と森林伐採や林地開発の協議が継続中だったのです。沖縄県はまだ協議は整っていないとして、着工しないように求めていました。話し合いの途中なのに、しかも、本体工事である埋め立て承認に基づく「設計変更計画」は、まだ申請中であるのに、一方的に防衛局は工事を強行した事は不誠実で許すことは出来ません。美謝川は埋め立て工事のど真ん中に注がれた川です。 河口にラグーンを形成し、大浦湾の海水をきれいに保ち、ジュゴンやアオサンゴ群落やハマサンゴ群落や、ユビエダハマサンゴ群落やクマノミ城やキクイシモドキやトカゲハゼやジュゴンの海草藻場や、マングローブ林等々の生物を育み、世界でもまれに見る環境を形成しているのです。この水路を切り替えれば、大浦湾の水質は変わり、ホープスポットに指定されたほどの素晴らしい環境が変わり、生物の成育は保たれなくなるでしょう。大成建設はこれ以上、工事で大浦湾を破壊して、生物や自然を殺さないでください。今すぐ辺野古新基地建設工事をやめてください。


(2)個人の意見

●Fさん

ご通行中の皆さん、私達は毎月、大成建設の要請行動を行っています。大成建設は辺野古の海を埋め立てて、新基地建設をやっている会社です。大成建設が辺野古から撤退するよう訴えています。

 1015日に、沖縄防衛局が「護岸新設工事」の入札公告を行いました。この工事は今年度の予定になかった工事です。「傾斜堤護岸、190m」とされているだけで、何所の工事か分からなかったので、ブログ「チョイさんの沖縄日記」の北上田さんは、米軍基地問題議員懇談会事務局長の石橋みちひろさんにお願いして、防衛省に問い合わせて貰ったら、K8護岸の延長工事だと判明したということなんです。

 K8護岸は2019年3月に着工され、総延長515mのうち、250mを造成しただけで、当初の護岸という目的にはない、土砂陸上げとして使用されているのですが、なぜ250mで止まっているかというと、500m付近は38760群体のサンゴ類が生息しているため、工事ができなかったのです。

 沖縄県知事はサンゴの特別採捕許可の取り消し命令を下していましたが、防衛局は行政不服審査法の執行停止で知事の取り消し命令を停止させて、現在、移植作業を強行しているのです。入札公告によると、K8護岸の延長工事は12月16日に開札となっており、それまでにサンゴの移植を終えようとしているのです。

 K8護岸の延長は、今、造成中のN2護岸と同様に陸上げ場にするためだと言われていますが、私は、K8護岸は大浦湾の軟弱地盤に隣接しており、海流の流れを堰き止め、軟弱地盤の埋立工事をやりやすくするためではないかと考えるのです。陸揚げのためなら、もう既に、今の半分の長さでも陸上げしているのですから、2倍に伸ばす必要はありません。私は2倍に伸ばすのは、軟弱地盤埋立のためではないかと思うのです。このK8護岸は長島に隣接しており、2倍に伸ばせば、潮流が完全に止まってしまい、大浦湾の環境に深刻な影響を与えてしまいます。私達はこの潮流の流れが堰き止められることを心配しているのですが、防衛局はむしろ、潮流を堰き止めるためにK8護岸を2倍に伸ばそうとしているのではないかと思うのです。環境破壊を何とも思っていない防衛局、そして会社の利益のためしか考えていない大成建設を許すことはできません。これが資本主義者の考えです。利益のためには、環境でも何でも破壊してしまう。遺骨でも何でも埋立に使ってしまう。だからこんな社会は変えなければいけないのです。

 知事は設計変更申請の不承認を出そうとしているところです。軟弱地盤の埋立工事が不可能だという理由で不承認を出すでしょう。実際、軟弱地盤の埋立工事は不可能であり、埋立工事が出来ないのであれば、隣接するK8護岸を造る必要はないのです。

大浦湾の潮流を堰き止めるK8護岸工事をやめろ!

新基地建設工事をやめろ!

辺野古・大浦湾の環境破壊をしても何とも思わない、基地建設を強行する防衛局、大成建設を許さないぞ!


カヌーチームの千葉さんは海上保安官を提訴しました!

千葉さんに対する高速ボートによる海保の暴力を許すな!

 4月15日、海上抗議行動のカヌーチーム9艇が、抗議をするめK8護岸に向かっているところに、警戒していた海上保安庁の高速ボート(GB)2隻が,千葉和夫さんが漕いでいるカヌーに猛スピードで突進しぶつかり、千葉さんは、胸部打撲・頭部座礁・頸椎損傷の傷害を負い、3ヶ月以上経っても、頭痛と首の痛みなどに悩まされているのです。このときカヌーチームは通常の抗議活動を展開しており、それに対する海保(GB)の対応は異常で危険でした。後日こちらで記録している映像を示し海上保安庁と交渉しましたが、一切責任を認めようとしないので、千葉さんは7月30日に那覇地裁に国家賠償請求の提訴をしたのです。映像では2隻の高速ボート(GB)が千葉さんのカヌーの上に乗り上げて、千葉さんは押し潰されてこのように傷害を負ったのです。詳しくは先程述べられましたが。海上保安官の意味不明な行動は何のための行動なのか、窺い知ることは出来ません。人民を虫けら同然に扱い、謝りもしない海保を許すことは出来ません。防衛局、大成建設はこのような国家権力の力を借りてまで、人殺しのための基地建設をしているのです。大成建設は暴力に依らなければ造れないような基地建設は、今すぐやめてください。


「愛知県警派遣の手続き」違法判決 沖縄ヘリパッド訴訟、高裁逆転判決

 沖縄県東村高江での米軍ヘリパッドの移設工事の警備を巡り,愛知県警が機動隊を派遣したのは違法な公金支出だとして、県民193人が大村秀章知事を相手取り,1億3000万円の損害賠償の支払いを、当時の県警本部長に命じるよう求めた住民訴訟の控訴審判決が107日に名古屋高裁であり、倉田慎也裁判長は一審の地裁判決をくつがえし、「専決処分による派遣は違法」として、県警本部長に約110万円を賠償させるよう命じました。控訴審判決は公安委への報告について「単に報告されたに過ぎず特段の意思決定行為があったものではなく、追認を行ったものと評価することはできない」「公安委の実質的意思決定に基づくものと認められず,専決で処理することが許されないものを専決しており,違法であるといわざるを得ない」とし、167月~11月分の時間外勤務手当として支払われた計110万円が損害に当たると認定した。

判決はまた、住民が抗議に使った車両やテントを警察側が強制的に撤去したのは、「法的根拠は見当たらず,違法である疑いが強い」と指摘しました。自由な反対運動を弾圧する法的根拠はないと断じたのです。

 この高江での他県から国家権力の密命で来た警察機動隊の傍若無人な住民弾圧は許せるものではなく、この名古屋高裁の勇気ある判決は極めて重要です。この辺野古においても、先ほどのカヌー隊の千葉さんに対する海保の許せぬ暴力行為やゲート前での沖縄県警の暴力行為による怪我人が続出しています。この名古屋高裁判決はこれらの警察権力の横暴な弾圧を戒めたものです。

 大成建設、このような警察権力や民間ガードマンを使った暴力によってしか強行できない基地建設はもうやめなさい!工事をやめて九州に帰ってきなさい!大成建設は、辺野古新基地建設をやめてその金を、「10億円かかる」という軽石対策に回しなさい!


●Y2さん

 通行中の福岡市民のみなさん、私達はこのビルの中にある大成建設に対して、今、沖縄でやっている建設工事をやめるよう訴えています。毎月1回ですが,全国でこうした形で沖縄に於ける新基地建設、米軍とそして今、自衛隊が使用しようとする新基地建設に対して反対してチラシを配ったり、或いはまたスタンデイングをやりながら、みなさんに訴えています。通行中の福岡市民のみなさん、私達は今沖縄に於ける埋立工事は、沖縄に於ける北部の大浦湾という所で建設工事が進められています。でも建設工事は新たな米軍とそして自衛隊が使用する新しい新基地建設、2本のV字型滑走路をもつ基地を造り、そして、弾薬庫を或いはまた、オスプレイが着陸できる駐機することができるそういった基地を造ろうとしています。戦争とそして、米軍と自衛隊が訓練と称して,沖縄に於ける基地を造り続ける大成建設に対して、沖縄から直ちに引き上げるように訴えています。

 私達のチラシを今配っています。どうぞ私達のチラシを受け取って下さい。私達は今、沖縄での新基地建設が多くの沖縄の人々の阻止行動の中で建設工事が遅れに遅れています。それは沖縄の人々が海に出てボートを出し、抗議船や或いはまた、海上保安庁の規制に抗議して、沖縄の人々がボートや或いはまた、抗議船を出して反対の声を叩きつけています。

そして、キャンプ・シュワブ前では、多くの人々が工事車両を止めそして、機動隊の暴力に抗議して非暴力の闘いを通じて基地建設を止めています。遅れに遅れてきた基地建設は今、政府は1年半前に、防衛省は新たな埋立変更申請を提出しました。この埋立変更申請の中で明らかになったことは、・・・私達は今、沖縄に於ける基地建設の埋立工事をやっている大成建設に直ちに埋立工事をやめるよう、訴えています。


●Sさん

 ご通行中のみなさん、大変お忙しいところを申し訳ございません。私達は今、日本政府そして、防衛省そして、アメリカ政府の求めによって、沖縄県民の意志を無視して行われている辺野古埋め立て基地建設工事に反対しております。その辺野古の工事を請け負っているのがこのビルに入っている大成建設九州支店です。

 ただいま妨害が入っていますが、私達は黙りません。沖縄では今から数年前に、県民投票によって、辺野古の基地埋め立て反対という圧倒的意志が示されました。しかし、日本政府及びアメリカ政府はそれを無視して、埋立工事を強行しております。日本の税金を使って、アメリカ軍の基地を提供しております。私達が払った税金がジャブジャブと辺野古埋立工事に使われております。みなさんその事を思い出して下さい。中国が攻めてくるから辺野古に基地を造ると言う人がおりますが、そんなことは嘘です。あれはアメリカを守るための軍事基地です。

 2010年アメリカ軍はそれまでの対中国軍事戦略を転換しました。中国に攻め込むA&Cパスル構想を転換し,日本本土、奄美諸島、沖縄、台湾、フィリピンを結んで中国を包囲するおくしょう戦略に借りかえました。そしてそれを全面化させようと中国軍と戦おうと想定しているのが,自衛隊です。その自衛隊をアメリカ軍が後方から支援する、オーストラリアに引っ込んで,中国軍と自衛隊を戦わせる、それでアメリカを防衛するという軍事構想です。それが沖縄の宮古島のミサイル基地搬入、ミサイル基地建設、そして辺野古新基地があります。辺野古の基地が日本を守ると言うのは、全くの嘘です。アメリカ軍を守る、アメリカ本島を守るのが目的です。命令されても黙りません。

 私達は黙りません。中国にやられるというのは嘘です。台湾有事と言っていますが、台湾の人達ちはだれも台湾有事が起こるなんてことは誰も言っておりません。そんなことを騒ぐのは日本のマスコミだけです。台湾在住なる日本人は台湾有事なんてことは誰も思ってないと。その証拠に誰も騒いでいないといっております。

中国軍が攻めてくるなんて,全くのデマです。嘘です。何故中国軍が日本を侵略するのでしょうか。何故日本人を殺す必要があるのでしょうか。考えて下さい。利益にならない戦争をする国が何所にいるでしょうか。そんなことをいうのは日本人だけです。日本の一部の連中だけです。

皆さん、勇ましいことを言う連中のことは信用しないでください。あの連中はもし戦争が始まれば真っ先に逃げ出します。みなさん事実をよく見て下さい。戦争が起こるというデマは、そんなものは耳を貸さないで下さい。平和を軍事力で守られることなどありません。軍事力は戦争を招くだけです。その事は、70年前の太平洋戦争で嫌と言うほど思い知らされたではありませんか。沖縄の人たちは自分達が戦場になることを断固拒否すると言っております。沖縄戦の悲劇をまた繰り返すのかと怒っております。日本はアメリカは沖縄に戦争を押しつけて、自分達だけが平和を享受しようとしていると怒りの声を挙げております。私達はこの声に応えるために、今こうして大成建設に対し、抗議行動を行っております。

皆さん、沖縄で何が起こっているかをよく見て下さい。そして、辺野古埋め立て建設に反対の声を挙げて下さい。世論の力こそが辺野古の基地建設を止めそして、今マスコミが騒いでいる日中武力衝突なども、尖閣諸島攻撃なども沖縄侵略など、そういったデマを打ち破る力になります。皆さん、私達と共に声を挙げて下さい。辺野古埋め立て攻撃をやめろ、これ以上軍事基地を沖縄に造るな!

どうも有り難うございました。


●Kさん

 ご通行中のみなさん、沖縄辺野古に基地を造ってはならないという風なことを訴えています。そして、チラシが2枚重ねて配られています。その中の一つに、福岡市が全会一致で可決をした意見書が入っています。福岡の市政便りの中に市議会便りというのがあります。つい先日配られた1115日号に意見書が採択されたと書いてあるんですが、中身がちょっとしか書いてありません。私達が作っているチラシは全文をきちっと書いております。是非中を見ていただいて、こういう風に意見書は書かれるんだなと、いう風なことを是非見て欲しいと思います。

 その他の提出者というのを見るとですね、全会派の代表者の名前が一番最初に書いて有ります。福岡市議会の議員さん達の各派閥の代表者の名前がきちんと書いて有って、その後に、「沖縄県戦没者の遺骨等を含む土砂を採取しないこと等を求める意見書」というのが書かれています。私達が市の当局にこの意見書は採択されたけどどうなるんですかねという風に,確認をしたんですね。そしたら市政便りに載せると言う風に言っていましたが、その文章はここに書かれている文章を簡単にしたものです。ですから、内容自体はこういうものですよみたいな、感じしか分かりません。是非チラシの中に福岡市議会の全会派が可決をした意見書が入っとります。是非見て下さい。

そして、大成建設さん要請書の中にこの意見書を見てそれを守りなさいと言う風なことを要請書の中に書いております。推進をする、造る会社であり、辺野古の新基地建設を行う会社である大成建設さんは、福岡市議会全会派で可決をした意見書を読まないと言うことはあり得ないですよ。いいですか大成建設さん。あなた方の会社がここに有る市議会の意見書、全会派が全員一致で可決した意見書です。絶対に大成建設さん読みなさい。そしてこの中身がどういうことを書いて有るのか、確認をしてあなた方がやってることはどういうことなのか、ということを、きちんと考えなさい。自民党も維新も含む全ての会派がここに意見書を賛成しているということを、考えないといけません。

大成建設さんこれは、重大なことですよ。いいですか。私達の要請行動抗議行動をずーっと続けておりますが、以前の大成建設の社屋からこちらに移動して来られましたね。私達の抗議が嫌なのか何か知りませんが、何故嫌なことになるのか。それはこの福岡市議会が採択をした全会派全議員が賛同して、意見書を採択しとります。この文章を読めば分かります。あなた方がやってることが、如何支社か何か知りませんが、支社長は読むべきです。そして、その中身があなた方がやっている工事がどれだけおかしいことをやっているのか。沖縄の県民がどれだけやめて欲しいと思っているのか。そして、沖縄戦で亡くなった、犠牲になった人達が遺骨になって残っているかも知れない、土砂の中に含まれているかも知れない。そういうような物を辺野古の基地建設に使うかも知れない。使ってしまうかも知れない。これをちゃんと考えなくてはいけません。

高校生のみなさん。福岡市の意見書というのが出されています。私達が配っています。こんな風に意見書というのはなっているんだなという風なのを見る勉強にもなります。是非、ビラを取って、意見書こういう風な物なんだなと言う風な勉強していただきたいと思います。福岡市議会の全議員が賛成をして、可決をした意見書を載せ取ります。是非、今読むのが大変だったら、家に帰ってじっくり読んでいただきたいと思います。

そして最後に衆議院選挙がありました。全国的な流れを見ると、まあ自民党がちょっと議席数を減らしたけれども、絶対安定多数。だけどですね、九州沖縄は違いますよ。佐賀なんかは自民党は2人とも落ちました。佐賀は全県で2区しかありませんけれどもね。自民党系は落ちました。復活当選してますけどね。福岡どうだと思いますか。今まで11選挙区のうち、全部自民党系だったんですけど、3回連続でだったんですけど、今回はね3つの選挙区で自民党じゃ無い人達がとおってますよ。

それに女性の皆さん、1人だけ女性候補が福岡5区で当っています。立憲民主党、女性の堤かなめさんという大学教授だった人ですね。日教組の推す堤かなめさんが当っております。今回の衆議院選挙、女性議員の数が減っているんですが、福岡は違います。一つ増えました。あの福岡3区で議員になっていた藤田一枝さん以来、数年ぶりに女性議員が誕生しています。福岡5区です。春日とか大野城とか朝倉とかそして、福岡南区の野多目とか、鶴田とかですね。この辺の選挙区であります。堤さんという方がとおっております。

政治は変わりつつありますよ。そして、是非みなさん、声を挙げるということをすることによって、政治を変えるということは必要です。大成建設さん、そういうことを考えずに、国が言うとおりと言う感じでやってると時代遅れになりますよ。いいですか、大成建設さん。やるべきことでないこと、恥ずかしいことは事業としてやめた方がいいです。以上です。(拍手がおきた)


(3)ギターと歌(Gさん)

大成建設の社員のみなさん、お元気にしてますか。そして、通行中のみなさんご存知ですか。

今、沖縄を含む南西諸島には日本軍自衛隊の基地が次から次へと造られ、そして、一応米軍のための基地と言われている辺野古の海を埋め立てた巨大な新基地が建設されようとしています。そして、この仕事を請け負ってるのが、私達の目の前にあるこのビルの中に入ってる大成建設です。大成建設は残念なことに、前の戦争中から随分と戦争に協力して、悪いことをやって、人殺しにさんざん手を貸してボロ儲けをした、血にまみれた会社です。そして、今回もまた、あの20万人の方が亡くなってる沖縄戦唯一の地上戦である沖縄の戦争に於いて、亡くなった方々の血肉が混じった、遺骨が混じった土砂をすくって、この辺野古の基地建設、大浦湾を埋め立てる辺野古の基地建設を請け負っているのが、このビルデイングに入っている大成建設です。

みなさんよく覚えて於いて下さい。大成建設は戦争中、前の戦前からずーと戦争に手を貸して人々の血を吸って大きくなってきてるゼネコンです。そういうことをはっきり覚えておいて下さい。そして今もまた、辺野古の新基地建設、こういったものに手を貸して、沖縄戦で亡くなった人達の血肉や,遺骨が混じった土砂を使って、海を埋め立て、ジュゴンを殺し、ウミガメを殺し、様々な生きもの達を殺し、そして何よりも人間が生きられないように殺していく。

そして更に、よそにまで行って戦争を起こして人を殺す。そのための基地を造っています。許せませんね。よく言われてるのは、中国との戦争。こんなの本当ですか。本気ですか。みなさん本気ですかね.私は信じられません、こんなの。中国の人いっぱい友達知ってます。戦争!?冗談じゃないですよ。誰と戦争するんですか?国って何ですか?私は国に命を預ける気は毛頭ありません。日本を守る。守りたくないです、そんなものは。

歌を歌います。

 

路上に目をやってご覧 車に轢かれてぺったんこのスルメと

仕事にあぶれて 腹ぺこのおっちゃんが寝っ転がっているぜ

路上に目をやってごらん 蟻んこだって ちゃーんと生きてるよ

ちっちゃな花たちが 風に揺れて光りを投げかけているぜ   

路上に目をやってごらん ペットボトルにアルミ缶   

紙屑と犬のうんこが アスファルトの上で 呻いている~ぜ

路上に目をやってご覧 瓦礫の山の中から   

血にまみれた小さな手が 僕らの助けを求めている~ぜ


瓦礫の路上から イラクの町から

アフガニスタンの大地の上から フクシマの海辺から

路上に目をやってご覧 あらゆる命達が

失う物が何も無い路上暮らしには 恐れる物が何も無いと歌ってるぜ

路上に目をやってご覧 ペットボトルにアルミ缶

紙屑と犬のうんこが 大地にかえりたいと泣いてるぜ

路上に目をやってご覧 蟻んこだってちゃーんと生きてるよ


小ちゃな花たちが風に揺れて 戦争いやだと歌っているぜ

小ちゃな花たちが風に揺れて 父はいらないと歌っているぜ

 

〜 大浦湾の綺麗なサンゴの海を埋立破壊して、ジュゴンやウミガメを殺したり、そして沖縄県の亡くなった人達の遺骨を使って海を埋め立てる、そのような暴挙を行いつつあるこの大成建設に、私達は抗議に来ています。今すぐ工事をやめなさい。戦争に手を貸すな。そういった要求を突き付けています。Gさんの友達が現れ、歌を聴いていく) 〜

 

時間の溶けてしまった島の悠久の中で ゆったり浮かんで 歌ったり踊ったり

いつまでもたゆとう 流れる命のままに 死ぬだの生きるだのと 考えることもなく

有るがままに身を任せ やって来る喜びを向かい入れ 去っていく悲しみに 別れを告げる

誰もがこの道を歩いている 道端の小さな花たちが微笑んでいる

島に吹く一陣の風になって この時代を駆け抜けてもみる

島に吹く一陣の風になって この時代を駆け抜けてみる


時間の溶けてしまった島の悠久の中で ゆったり浮かんで 歌ったり踊ったり

何時までもたゆとう 流れるいのちのままに 死ぬだの生きるだのと 思い煩うこともなく

有るがままに身を任せ やって来る喜びを向かえ入れ 去っていく悲しみに 別れを告げる

誰もがこの道を歩いている 道端の小さな花たちが微笑んでいる

島に吹く一陣の風になって この時代を駆け抜けてもみる

島に吹く一陣の風になって この時代を駆け抜けてみる


らららららららららら らららららららららら

島に吹く一陣の風になって この時代を駆け抜けてみる

2021年11月14日日曜日

大成抗議:11月16日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&西口地下スタンディング

 いつも通りの大成抗議を、西新宿本社ビル前と新宿駅西口地下で行います。かなり冷えるようになってきているので、防寒をお忘れなく。今も工事は続いています。抗議の声をぶつけましょう。よろしくご参集下さい。

2021年11月8日月曜日

大林組抗議:11月9日(火)17:30~@品川駅港南口本社最寄り

 先月は(株)エコーに抗議に行ったため、2か月ぶりの大林組抗議になります。いつも通り、品川駅港南口のペデストリアンデッキにて、チラシ撒きをします。どうぞ参加ください。

2021年10月24日日曜日

五洋抗議:10月26日(火)17:30~@飯田橋駅東口本社最寄り

定例の五洋建設抗議を行います。飯田橋駅東口でスタンディングとチラシ撒きです。寒くなってきましたので、防寒をお願いします。マスクの着用もお願いします。 

大成抗議報告:10月20日@福岡九州支社

 2021.10.20大成建設要請行動報告

(1)要請書(Fさん)

要請書

(1)沖縄戦の遺骨の混じった土砂の埋立は許されない。

福岡市議会でも全会一致で採択されました!

 沖縄戦の遺骨収集ボランテイアの具志堅隆松さんは、9月15日、防衛省と厚生労働省に要請行動に行きました。沖縄戦の戦没者の遺骨の混じった土砂を辺野古埋め立てに使わないように中止を訴えた署名33389筆分を手渡しました。しかし国は「業者がしっかりやります」と回答しましたが、具志堅さんは「業者の責任ではない。国の責任だ」と問題点を突き付け中止を訴えました。そして、総裁選の候補者や、野党党首にも質問状を送り見解を糾しました。

更に全国1743議会に要請文を送付し地方議会でも決議があがっています。

特に嬉しいのは福岡市議会で「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を採取しないこと等を求める意見書」案を全会一致で採択されたのです。

 福岡市以外では、奈良県議会が「戦没者の遺骨を新基地建設の埋め立てに使用することは、犠牲者の人々の尊厳を冒瀆し、『物言わぬ』戦没者を2度殺すような人道に反する行為だ」という意見を全会一致で可決しました。その他、金沢市議会、小金井市議会、そして大阪府内では、茨木市議会、大阪市議会、堺市議会等、10自治体が可決されました。沖縄県では11自治体、全国で56自治体が可決されたのです。また、県外の沖縄県人会も動き始めました。大阪沖縄県人会連合会、兵庫県支部や連合会、関西の県人会・郷有会7団体、京都沖縄県人会、奈良沖縄県人会、近畿八重山郷友会、関西宮古郷友会等です。沖縄県人会だけでなく、今、日本全土に訴える波が広がっているのです。

大成建設、全国でこのように反対決議があがっているのに、それでも遺骨の混じった土砂を辺野古の海に埋め立てるのですか。福岡市議会で全会一致で可決されたのですよ。それでも埋め立てを続けますか。答えて下さい。

 

(2)カヌー隊の千葉さんは海上保安官を提訴しました!

千葉さんに対する高速ボートによる海保の暴力を許すな!

 4月15日、海上抗議行動のカヌーチーム9艇が、K8護岸に向かってこぎ出しました。警戒していた海上保安庁の高速ボート(GB)が,千葉和夫さんが漕いでいるカヌーに猛スピードで突進しぶつかり、千葉さんは、胸部打撲・頭部座礁・頸椎損傷の傷害を負い、3ヶ月以上経っても、頭痛と首の痛みなどに悩まされているのです。このときカヌーチームは通常の抗議活動を展開しており、それに対する海保(GB)の対応は異常で危険でした。後日こちらで記録している映像を示し海上保安庁と交渉しましたが、一切責任を認めようとしないので、千葉さんは7月30日に那覇地裁に国家賠償請求の提訴をしたのです。映像では2隻の高速ボート(GB)が千葉さんのカヌーの上に乗り上げて、千葉さんは押し潰されてこのように傷害を負ったのです。海上保安官の意味不明な行動は何のための行動なのか、窺い知ることは出来ません。人民を虫けら同然に扱い、謝りもしない海保を許すことは出来ません。大成建設はこのような国家権力の力を借りてまで、人殺しのための基地建設をしたいのですか。暴力に依らなければ造れないような基地建設は、今すぐやめてください。

(3)「愛知県警派遣の手続き」違法判決  

沖縄ヘリパッド訴訟、高裁逆転判決

 沖縄県東村高江での米軍ヘリパッドの移設工事の警備を巡り,愛知県警が機動隊を派遣したのは違法な公金支出だとして、県民193人が大村秀章知事を相手取り,1億3000万円の損害賠償の支払いを、当時の県警本部長に命じるよう求めた住民訴訟の控訴審判決が107日に名古屋高裁であり、倉田慎也裁判長は一審の地裁判決をくつがえし、「専決処分による派遣は違法」として、県警本部長に約110万円を賠償させるよう命じました。控訴審判決は公安委への報告について「単に報告されたに過ぎず特段の意思決定行為があったものではなく、追認を行ったものと評価することはできない」「公安委の実質的意思決定に基づくものと認められず,専決で処理することが許されないものを専決しており,違法であるといわざるを得ない」とし、167月~11月分の時間外勤務手当として支払われた計110万円が損害に当たると認定した。

判決はまた、住民が抗議に使った車両やテントを警察側が強制的に撤去したのは、「法的根拠は見当たらず,違法である疑いが強い」と指摘しました。自由な反対運動を弾圧する法的根拠はないと断じたのです。

 この高江での他県から国家権力の密命で来た警察機動隊の傍若無人な住民弾圧は許せるものではなく、この名古屋高裁の勇気ある判決は極めて重要です。この辺野古においても、先ほどのカヌー隊の千葉さんに対する海保の許せぬ暴力行為やゲート前での沖縄県警の暴力行為による怪我人が続出しています。この名古屋高裁判決はこれらの警察権力の横暴な弾圧を戒めたものです。

 大成建設、このような警察権力や民間ガードマンを使った暴力によってしか強行できない基地建設はもうやめなさい!工事をやめて九州に帰ってきなさい!

(4)侵略戦争を推し進めようとする、

14万陸上自衛隊の軍事演習を許すな。

 99日、陸上自衛隊幕僚監部は、10万人実動演習の概要を発表しました。その目的は、抑止力、対処力の強化をはかり、各種部隊行動を演練し、実効性の向上に資する。としています。期間は915日から11月下旬までの長期間で、陸上自衛隊全部隊と予備自衛官も招集し、10万人が対象です。車両2万台、航空機120機を動員する大規模演習です。(30年振り) 作戦の準備段階に焦点を当て、5つの訓練を実施する。輸送手段は海上自衛隊、航空自衛隊、及び在日米軍の支援を受ける。と共に、民間の各種輸送力を活用し、全国規模での機動展開や、補給品輸送を実施する。となっています。

 香川県の中部方面隊、第14旅団3100人、車両800台が霧島演習場で実施。北海道の第2師団5200人や東北第6師団12000人、車両1800台は日出生台演習場など、九州6つの演習場で展開。沖縄県うるま市の中城新港地区から民間の高速輸送船に第15旅団の隊員と車両を乗せ九州に向かう。山形県神駐屯地に予備自衛官130人を招集し、実弾演習を実施。その後警備業務につく。等となっています。

 しかし、防衛省は詳しい実施状況を発表せず、細かいことは分かっていません。

この軍事演習は台湾有事に対応したものです。前麻生副総理は「台湾有事に集団的自衛権を行使する」とぬけぬけと言っていました。中国・アジアへの侵略戦争に向かって、着実に準備し、いつ勃発するかもわからない状況です。いざ戦争となったとき、結局一番被害を受けるのは沖縄です。琉状弧に沿って、ミサイル基地や弾薬庫が建設され、辺野古新基地建設が強行され、中国大陸に銃口が向けられているのです。

 沖縄の人々は先の沖縄戦で、「天皇制護持」のため、戦争を長引かせるためにだけ、沖縄の人々を、子どもも女も年寄りも,そして女学生や中学生は学徒動員で日本軍と共に行動させられ、20万人という人々が虐殺されたのです。そしてまた再び、沖縄を舞台に中国侵略戦争を開始しようとしています。絶対に許すことは出来ません。その侵略戦争の要に辺野古新基地を建設しようとしているのです。

私達は,前の戦争の反省に立ち、沖縄の人々の意志を汲み取り、辺野古新基地建設に反対していかなければならないのです。日本軍と一緒に中国大陸に侵略していった大成建設は,同じ過ちを繰り返さないでください。中国の人々や沖縄の人々は,大成建設がまた再び侵略のための基地建設をしていることを決して許さないでしょう。

そして今、沖縄戦の遺骨の混じった土砂を埋め立てに使うことに対し、全国で怒りの意見書が広がりつつ追い詰められています。さらに軟弱地盤問題で不承認が出されてくれば、辺野古新基地建設は出来なくなるのではありませんか。

大成建設は、今度こそ辺野古からの撤退を決意して下さい。 

(2)個人の意見

●Y1さん:大成建設が工事をしている沖縄では、法律も無視した暴虐な弾圧というか海上保安庁というのは海の警察官だと思いますが、その海上保安官がカヌーに乗った人にぶつかり2台のゴムボート、ゴムボートといってもエンジン付きのボートにぶつかりカヌーの人を負傷させてしまいました。しかし、負傷していまだに3ヶ月経っても治らず、首も回らない、足も痺れて車を運転するときに感覚がないとか、後遺症が続いている状態なのに、海上保安庁が責任も取らず、しらばくれて、知らないという態度です。警察官たるものそういうことでいいのでしょうか。警察だって保険に入っていると思います。人を怪我させたり、暴行してしまって、傷を負わせたらば、警察が入っている保険で、その人の治療をしたり、損害賠償をしたりするのは、当然の義務ではないかと思います。しかし、海上保安庁はそういう何の無防備な手漕ぎのカヌーに乗っている人に対して、何にもしていないのに一機に襲いかかり、ぶつかって、転覆させ、頸椎損傷、捻挫、そして、3ヶ月経っても後遺症。こういう所に置きながら、何の責任もとらない。こんなことで、警察官が勤まるのでしょうか。海の警察官は法律を守らないのでしょうか。そんな警察に守られて大成建設が住民の反対の中、工事を強行しているのです。無法な警察と自然破壊をしても何とも思わない大成建設が沖縄の美しい辺野古の海を壊したり人に危害を加えたりしているのです。ただの工事ではありません。こういう大成建設みたいな会社は、戦争で儲けます。戦争というのは、大企業にとって、大きな受注がきです。いろんな物が売れます。薬や食糧も売れます。大成建設のような工事会社は、基地建設で受注して大儲けをします。不況になって、戦争があったら企業が国に受注を受けて儲けるのです。だから昔から、不況になったら、国は戦争をして、企業は儲かる。この繰り返しをしているのです。

けっして私達を守るための戦争なんかじゃありません。大成建設のような会社が肥え太っていくために戦争が続けられて来たのです。

●Y2さん:通行中の福岡市民のみなさん。私達は米軍基地、自衛隊基地のために建設している辺野古の埋立工事に反対しています。新たな米軍の新基地建設そして自衛隊が常駐させる基地建設に反対して、埋立工事に反対して毎月一回このような形で皆さんに訴えています。私達は沖縄に於いて北部の大浦湾に於いて今政府が沖縄の人々の反対に対して埋立工事を進めています。その埋立工事を進めている会社こそ、このビルの中にある大成建設です。政府は3年前から埋立工事を続けていた工事に対して辺野古側の埋立に続いて今、大浦湾側のうめたて工事を強行しようとしています。

新たな工事として大浦湾側にある一角にN2護岸工事というのがあります。その護岸工事に護岸に近い所にはサンゴ礁があります。希少動物であるジュゴンや或いはまた、サンゴ等この海域にはもう取り返しの付かないこうした生物が棲んでいます。政府はこの一角にあるサンゴ礁の移植工事を始めました。移植工事を始めれば、決して生息することができない、ほとんどのサンゴが死滅する可能性がある。このような工事を行っています。更にサンゴの移植に当たって、岩場にくっつける補修用のボンドは毒性があるにもかかわらず、サンゴの保護と真逆のやり方で移植工事を進めています。寧ろサンゴを死滅させる方向で工事を進めているのが、政府防衛省です。

私達はこうしたサンゴの移植工事、そもそもそうした埋立工事に反対しています。

通行中の市民のみなさん。沖縄北部にある大浦湾、東側にある大浦湾をみなさんご存知ですか。

そこには、サンゴやあるいはまた、ジュゴンという希少動物が棲んでいます。ところがそうした生物を、希少生物を死滅に追い込み、自然破壊を進めているのが、この大成建設です。 私達は、この大成建設の工事を直ちにやめて沖縄から、直ちに出ていくように工事をやめるように訴えています。

 更に今、埋立工事に対して政府は遺骨の混じった土砂をも使って、埋立工事を強行しようとしています。

遺骨の混じった土砂とは、沖縄の南部、かって1945年6月から沖縄県が太平洋戦争の末期です。沖縄に於いて地上戦が行われました。20万人ともいわれる人々が亡くなり、そしてその遺骨のある、特に南部における地に於いて遺骨がまだ存在しています。政府・厚労省は辺野古における埋立用土砂に、この遺骨の混じった土砂を使用しようとしています。沖縄から土砂を使うために、沖縄戦で亡くなった遺骨の混じった土砂をも使用して埋立工事を強行しようとしています。この遺骨の混じった土砂の使用について、遺族会や或いはまた全国の地方議会、多くの人々が「こんなことはやめてくれ」、そうした声があがっています。

この沖縄に於ける遺骨を収集している具志堅隆松さんが、全国の地方議会に手紙を送り1800に近い議会に手紙を送り遺骨の土砂を使用することをやめるよう訴えてきました。

そうした訴えを聞いて、福岡市議会でもこの遺骨の土砂を使うことをやめるよう求める意見書が先日採択されたばかりです。福岡市民の皆さん、私達は毎月一回、沖縄に於ける辺野古の埋立に反対してこの大成建設の前で直ちに、大成建設が工事をやめるように訴えています。

(3)ギターと歌(Gさん)

 大成建設の皆さんは、既にご存知だと思います。通行中の皆さん聞いて下さい。

この沖縄に於いて、遺骨の混じった土砂を使って、このビルに入っている大成建設は、辺野古の綺麗な海を埋め立てて戦争のための基地を造ろうとしています。これに対して福岡市議会は自民党まで含めた全会一致で遺骨の混じった土砂を採取しないようにこういった意見書を採択しています。大成建設はこうしたこともきちっと受けとめ、今すぐ辺野古新基地建設、遺骨の混じった土砂で、戦争のための基地を造るこのような暴挙を今すぐやめて、沖縄から手を引くべきだと思います。

 

●歌 この星に生まれて  この町に暮らし  あなたと出会って  一緒に生きて行く

  遠い空の彼方に光る星達に見守られて  僕らは日々の喜びで  命を繋げて生きて行く

  どんな嵐が来ようとも  恐れはしない  僕らはこの星に一緒に生きている

  限りある一時だけど  どんなに離れていても  僕らは限りないこの空いっぱいに

いつでも繋がり生きている  

 

訴 大成建設のみなさん。福岡市議会ですら自民公明、市議会の自民党ですら「遺骨の混じった土砂を採取することはやめて欲しい」、こういった意見書を採択しています。そのような沖縄のあの惨たらしい戦争で亡くなった人達の遺骨の混じった土砂を使って、戦争のための基地、軍事基地である辺野古の新基地造りに率先してとうかしているのがこのビルに入っている大成建設です。今すぐやめなさい。

 

●歌 風に向かって  呼んでみりゃ  見知らぬ誰かの  うめき声  

悲しいことはいやだよ  いっしょに歌ってみようぜ

星に向かって  呼んでみりゃ  見知らぬ誰かの  声が聞こえる  

寂しいことはいやだよ  いっしょに歌ってみようぜ  らららららー

波に向かって  呼んでみりゃ  見知らぬ誰かの  血の叫び

苦しいことはいやだよ  いっしょに歌ってみようぜ  

らららららー  らららららー  らららららー  らららららー

悲しいことはいやだよ  いっしょに歌ってみようぜ

風に向かって  呼んでみりゃ  見知らぬ誰かの  うめき声

悲しいことはいやだよ  いっしょに歌ってみようぜ

 

 大成建設のみなさん。沖縄県で亡くなった方々の遺骨を使って、戦争のための基地を造るのは今すぐやめて下さい。福岡市議会ですらあの自民党も含めて全会一致この「沖縄戦で亡くなった人達の遺骨の混じった土砂を採取することはやめよう」、こういった意見書を採択してます。

 大成建設はこうした声を直ちに聞いて、今すぐ辺野古の新基地建設をやめてもらいたいと思います。

 

●歌 心地よい海からの風が  あんたの元に届けば  優しいあいつの顔が  思い浮かんで来るだろう

  それだけでOKー  すべてはうまく行く  あいつといっしょに歩むだけでいい

 

私達は沖縄で今、戦争のための辺野古の新基地造りに反対しているお爺やお婆をはじめとした人達と結びついて辺野古の新基地に反対してこの大成建設に抗議行動を進めています。

 

その場所から始めよう  あんたの立っている  その場所から始めよう  

あいつといっしょに歩き始めよう  あいつとの心地よい歌が  

この町の鉄格子をすり抜け  新しい風をまきおこしてくれる  

あんたとあいつとの新しい歌が  誰もの心に花を咲かせてくれる  

もう既に始まっちまっている  新しい世界への第一歩  

もう既に始まっちまっている  新しい世界への第一歩

あーんたとあいつとの花のような歌が  見知らぬ~どうしを懐かしい友達にしてくれるオ~

あ~んたとあいつとの~懐かしい歌が~  心地よい海からの風に  溶け込んで行くよ~

心地よい海からの風が~あんたの元に届けば~  優しいあいつの顔が思い浮かんで来るだろう~

 

訴 大成建設のみなさん、福岡市議会の自民党含めて全会一致で「遺骨の混じった土砂を採取しないように」こういった意見書が採択されています。大成建設はもう完成の見込みのない戦争のための人殺しのための基地建設からさっさと手を引いて沖縄から手を引いて今すぐ基地建設をやめるように。