引き続き、7時からは新宿アルタ前に再集合。アントニオ猪木が「前座」を務めてくれて(?)、夜からの参加者も加わって80名を超えた。社民党の福島瑞穂さんも駆け付けてくれてアピール。辺野古への基地建設を許さない実行委員会からの23日官邸前行動の呼びかけなどを受けた後、デモに出発。賑やかなドラムの音で目を引きながら、人通りの多い新宿の街を通り、再度、大成建設のある新宿センタービル前へ。うまくいかなかった宣伝カーとの再合流がようやくここで間に合って、「大成建設は辺野古でも工事をやめろ!」の声を大きく上げた。
大きくてきれいな横断幕、人間行燈 ?も登場した賑やかなデモだった。沿道を歩く人の反応も良く、配ったビラの受け取りもいつになく良かったそうだ。
****要請書****
大成建設株式会社
代表取締役 山内隆司様
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
共同代表:加藤宣子 芦澤礼子 中村利也
要請及び質問書
辺野古新基地建設(仮設工事)の受注工事中止を要請する
質問への回答を求めます。
私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンの大成建設(株)本社への抗議要請も6回目となった。私たちの抗議が全国に広がっている。
沖縄辺野古の基地建設の反対の声は沖縄住民、日本全国からますます強くなっている。さらにアメリカ議会軍事委員会の現地視察にまで至った。
この請負工事は戦争の基地の建設であり、20万人の死者を生んだ沖縄では受け入れられない。
辺野古崎・キャンプシュワブは米軍の占領後「・・・赤土の禿げた地べたに収容されて、あの広い不毛の地は死人を埋めた土饅頭で埋め尽くされていたという。」(『キャンプ・シュワブ内文化財調査報告書』 『沖縄県史第9巻』)という所である。今帰仁村、本部町、伊江村から2万人が強制収容され、数百人から千数百人が飢えやマラリアで死亡した。
この遺骨調査がなされていない。戦争被害者の遺骨の上に工事を進めている。
ジュゴンの喰みあとが80本発見されている。
大浦湾・辺野古崎では、貴重なサンゴ礁を破壊し、絶滅危惧種ジュゴンの餌場・藻場を破壊する。
資材搬入は深夜に、未明に、「闇討ち」繰り返してきた。抗議行動では多数のけが人がでている。
沖縄防衛局が海上保安庁を使って工事作業は暴力的に進められている。海上で多数の負傷者がでている。
すでに三件以上の特別公務員暴行陵虐罪で告訴している。
沖縄県は海と海底の現状変更の中止を要請した。沖縄県国土交通省所管公共用財産管理規則にもとづく公共用財産使用許可の手続きに違反している。
大成建設は、国内外で住宅建設・販売から巨大開発まで広く事業を展開している。
みずからコンプライアンス条項の基本として中で公共の正義・道義性の遵守のため社会的妥当性、自然環境の保護を建て前としている。
以上の自然破壊工事、公共性の無視、社会正義の冒涜の数々は犯罪として処罰されなくてはならない。
工事受注者は、工事発注者と同時に責任が追求される。
沖縄県が工事の中止を決定すれば、損害賠償に出ると恐喝するために、工事を最大限に強行していると、発注者内部からも語られているしまつだ。
建設業界は現在でも、暗黒の世界だろうか?
私たちは沖縄・辺野古-大浦湾の新基地建設と埋め立てを許さない。
質問一 大成建設はコンクリートブロックでのサンゴ礁の破壊を認識しているか?
質問二 大成建設は自社のコンプライアンス社会的公正性に違反しているのではないか?
以上、二点に回答を要求する。
以上
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