▼〈政治とカネ〉にからむ閣僚の不祥事露見で窮地におちいっている安倍首相の対応の基本は「野党だってやっているじゃないか」で、その線で国会で逆切れしてわめき、取り巻きの秘書などに反論させています。その姿勢には第一次安倍政権が諸閣僚の不始末でつぶれたことへの反省は微塵も反映していません。
そこでいよいよ明らかになるのは、安倍にも自民党にも自浄能力がないという峻厳な事実です。
【知事選】
〔参考記事〕
◆「明日」へ希望と葛藤 知事選と有権者 11・2 沖縄タイムス
・記事のリード
政治への無関心、選挙の投票率低迷が叫ばれて久しい。選挙権の重みを忘れたわけではないけれども、有権者は日々の暮らしに追われる。どうすれば市民と政治の距離を縮められるのか。歴史的な審判になるといわれる今知事選。2家族と4個人(いずれも文中仮名)が投票するまでの軌跡をたどり、ごく“普通”の人々が悩み、葛藤する等身大の姿をつづる。
◆新基地建設阻止 翁長氏総決起大会 11・2 沖縄タイムス
・記事から
写真 手をつなぎ、ガンバロー三唱で気勢を上げる翁長雄志氏(前列中央)=1日午後、那覇市・沖縄セルラースタジアム那覇
16日投開票の沖縄県知事選に立候補した翁長雄志氏(64)の総決起大会が1日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇であった。翁長氏は新基地建設阻止、基地依存経済からの脱却、ウチナーンチュの誇りを取り戻そうと訴え、県政刷新に向けて支持拡大を呼び掛けた。
内野席を埋めた支持者らはウエーブを起こして盛り上げ、翁長氏の訴えに拍手と指笛で応えた。
翁長氏は、保革を乗り越えて県民一丸で基地問題に当たる必要性を訴え、「基地は沖縄の経済発展の最大の阻害要因だ。日本の安全保障は日本国民全体で負担すべきだ」と訴えた。
米軍普天間飛行場の返還問題では名護市辺野古の新基地建設に向けて埋め立てを承認した現知事を批判。「県民は絶対にぶれていないことを見せつけよう。ありとあらゆる手段で辺野古新基地は造らせない。全力で頑張る」と声を張った。
◆「新基地造らせない」 翁長陣営が総決起大会 11・2 琉球新報
・記事から
写真 知事選勝利を目指し気勢を上げる翁長雄志氏の総決起大会=1日、沖縄セルラースタジアム那覇
16日投開票の県知事選に立候補した無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)の陣営が1日午後、那覇市内の野球場で総決起大会を開き、当選を目指して気勢を上げた。翁長氏は米軍普天間飛行場の移設・返還問題で「民意を日米両政府、国連へ伝える。あらゆる手段で新辺野古基地は造らせない」と述べ、辺野古移設阻止の姿勢を強調した。
会場は翁長氏のイメージカラーの緑色の鉢巻きをした支持者らであふれ、熱気に包まれた。翁長氏は球場の内野席最上段から登場し、拍手で出迎えられた。
翁長氏は「新辺野古基地は(移設予定地の)大浦湾でセルラースタジアム那覇123個分を埋め立てる。完成したら国有地になり、私たちの権利は届かなくなる」と環境面などでの影響の大きさを訴えた。
◆知事選 翁長雄志候補が総決起大会 11・1 QAB ・動画あり
◆沖縄知事選政策比較:子育て 11・2 沖縄タイムス
◆経済、福祉など5本柱 仲井真陣営 八重山版政策を発表 11・2 八重山日報
・記事から
八重山版マニフェストを発表する仲井真氏(中央)=1日午後、石垣市の八重山選対支部
県知事選に立候補した現職、仲井真弘多氏(75)は1日、石垣市の選対支部事務所で記者会見し、八重山版マニフェスト「なかいまビジョン」を発表した。
▼全文は「新聞オンライン.com」で
◆離島振興に意欲強調 仲井真氏が八重山入り 11・2 八重山日報
写真 有権者と握手する仲井真氏=1日午後、石垣市平得
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