辺野古の海で新基地建設に反対する活動を続けてきた抗議船の船長・染谷正圀さんが19日逝去されました。名護市の汀間漁港で港に係留されていた仲間が乗った船が沖に流されたのを見て泳いで船を追いかけていて溺れられたようです。享年72歳です。
なんとも残念です。「へのこNEWS」編集部一同、心から哀悼の意を表します。
「へのこNEWS」編集部一同 2014年10月20日
※ 以下は10・20付琉球新報の記事からの抄出です。
〈19日午前11時、名護市の汀間漁港から西約400メートル先の海岸の沖合50メートル付近の海面で、那覇市小録の染谷正圀さん(72)が浮いているのを中城海上保安部の海上保安官が発見した。染谷さんは心肺停止の状態で病院に搬送されたが、同11時48分死亡が確認された。染谷さんは、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖移設に反対する市民グループのメンバーで、抗議船「なずき丸」の船長をしていた。
関係者によると、染谷さんは同日午前8時ごろ、見学者に辺野古の海を案内するため、汀間漁港で別の男性と2人で抗議船2隻の出港作業をしていたところ、男性が乗った船が流された。染谷さんは、泳いで救助に向かう途中に何らかの原因でおぼれたとみられる。流された船は瀬嵩集落の海岸に漂着した。男性にけがはない。〉
〔参考記事〕
◆亡くなった染谷さんに黙とう 辺野古 海上行動は自粛 10・20 琉球新報
・記事から
写真 亡くなった染谷さんのめい福を祈り黙とうする市民ら=20日午前、名護市
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設の準備が行われる名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ第1ゲート前で20日午前、抗議の座り込みを続ける市民らは19日に亡くなった抗議船の船長・染谷正圀さん(72)を弔い黙とうした。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「染谷さんの遺志を継いで抗議を続けていく」と声を詰まらせた。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「私たちが意気消沈して抗議を弱めたら、基地建設を止めたいと願っていた染谷さんに怒られてしまうだろう」と語った。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-233411-storytopic-1.html
◆汀間漁港近くで水難事故 10・19 QAB ・動画あり
http://www.qab.co.jp/news/2014101959305.html
◆名護市で男性が水難事故死 10・19 RBC
・記事から
19日、名護市の漁港で海に流された船を泳いで追いかけていた72歳の男性が溺れて死亡しました。
中城海上保安部によりますと20日午前10時ごろ名護市汀間漁港に係留されていた小型船を所有者が動かそうとしていたところロープが外れ流されました。
近くにいた那覇市に住む染谷正圀さん72歳が泳いで船を追いかけましたがその後、行方が分からなくなりました。
染谷さんは辺野古の新基地建設反対運動のメンバーでした。
http://www.rbc.co.jp/news_rbc/%e5%90%8d%e8%ad%b7%e5%b8%82%e3%81%a7%e7%94%b7%e6%80%a7%e3%81%8c%e6%b0%b4%e9%9b%a3%e4%ba%8b%e6%95%85%e6%ad%bb/
◆名護漁港で72歳男性溺れ死亡 10・19 NHK沖縄
・記事から
19日名護市の漁港で、沖合に流された船を追いかけて泳いでいた72歳の男性が、溺れて死亡しました。
死亡したのは、那覇市小禄の染谷正圀さん(72)です。
海上保安部によりますと、染谷さんは、普天間基地の辺野古への移設に反対し、海上にボートを出して抗議しているメンバーの1人だということです。
染谷さんは、沖に流された船を追いかけて泳いでいるところが、釣りをしていた人に目撃されていて、海上保安部は、染谷さんが何らかの原因で溺れたものとみて、調べを進めています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095521611.html?t=1413777038156
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