【埋め立て着工の遅れに気をもむ政府・防衛省】
●政府・防衛省の焦りを10・25付沖縄タイムス記事「気をもむ防衛省 辺野古工事変更判断」がわかりやすく報じています。
〈政府側は(沖縄防衛局による辺野古工事の変更申請について)仲井真知事の承認を期待し、3選を果たせばベストとの考えだ。県政が交代しても任期中の承認が本音だが、最終的には仲井真氏の判断に委ねられることになり、現時点で見通しは不透明な状況。
防衛省関係者は「仮に明確に辺野古移設に反対する知事が判断する場合、すんなりハンコを押してくれるか分からない。台風など予想できない作業中断もあり、急ぐ立場としては全く懸念していないというとうそになる」と、判断のタイミングと知事選の行方を気にかけた。〉
台風19号が猛威をふるい辺野古の海上に設置されていたフロートをズタズタに寸断したためボーリング調査が大幅に遅れていること、さらに県による工事変更申請の承認が知事選後にずれ込むと報道されていることで政府・防衛省が気をもんでいるというのですが、これは事実でしょう。
〔参考記事〕
◆辺野古工事変更、知事選後に判断見通し 10・25 沖縄タイムス
・記事から
名護市辺野古の新基地建設埋め立て工事で沖縄防衛局が提出した設計概要の変更申請をめぐり、仲井真弘多知事の承認の判断が、11月16日投開票の沖縄県知事選後に持ち越される見通しとなった。24日までに知事周辺が明らかにした。知事の任期は12月10日で、投開票後に判断する可能性がある一方、周辺からは選挙の結果次第では次期知事に判断を委ねる考えも出ている。
知事周辺によると、知事選後に承認の判断を持ち越すのは、県の審査が10月30日の告示後にずれ込む可能性があり、選挙に影響を与えかねないという懸念が出ているため。
◆気をもむ防衛省 辺野古工事変更判断 10・25 沖縄タイムス
0 件のコメント:
コメントを投稿