【「尖閣」警備強化】
●10・26付八重山毎日記事「新巡視船の就役を披露 海上保安庁」から。
〈海上保安庁が石垣海上保安部に配属した千トン級の新造巡視船「たけとみ」、「なぐら」(乗組員84人)の就役披露式が25日午後、市内ホテルで行われた。海上保安庁の佐藤雄二長官は、2012年9月の尖閣三島を取得後、相次ぐ中国公船の領海侵入で緊迫した状況が続いていることを強調し「最新鋭の巡視船配備で領海警備を海上保安庁一丸となって業務に励みたい」とあいさつした。
同庁によると、体制強化で同海保には本年度中に千トン級の巡視船を新たに2隻、来年度中に6隻を順次追加配属。乗組員の海上保安官は合計で420人増員する。海保創設66年の歴史で初めての大幅な増強となる。〉
海保は来年度までに新造巡視船を10隻配備します。新造船は武装も強化しています。10・26付沖縄タイムスはこう報じています。
〈両巡視船は長さ96メートルで約1500トン。定員42人。20ミリ機関砲や遠距離から船舶を視認できる監視装置、船舶に停船命令を出すLED表示板など最新装置を搭載している。〉
安倍政権はこのように「尖閣」警備の武力を強化しますが、「尖閣」をめぐる日中間の緊張を外交力によって緩和・解消する努力はまるでおこないません。
〔参考記事〕
◆石垣に新造巡視船2隻 尖閣警備強化 10・26 沖縄タイムス
写真 石垣海保に配属された「たけとみ」(右)と「なぐら」=石垣港
◆新巡視船の就役を披露 海上保安庁 10・26 八重山毎日
写真 新造巡視船「たけとみ」「なぐら」の乗組員を紹介した就役披露式=25日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラ
◆興奮よみがえるか 10・26 八重山毎日・コラム:記者席
・一部を引用
▽尖閣専従警備の第1陣として巡視船2隻と約80人余の海上保安官が石垣海上保安部に配属。今回の配属を含めて、来年度中に海上保安官420人と10隻の巡視船が増強される。海上保安庁の佐藤雄二長官は「領海警備に一丸で励む」と決意を。就役披露式に出席した男性は「逆に中国側が増船させたらどう対処するのか、尖閣警備に抜け目はないのか」と早々に苦言も。
◆尖閣領海警備を専従体制へ 巡視船2隻の就役披露式 10・26 八重山日報
▼全文は「新聞オンライン.com」で
0 件のコメント:
コメントを投稿