【オスプレイ・佐賀】
●佐賀空港への陸自導入オスプレイ配備計画について、佐賀県の古川康知事が22日、県の受け入れ諾否の最終的な判断は来秋以降になるとの考えを示しました。
政府・防衛省はもともと今春の来年度予算編成までに古川知事に配備を容認させようと考えていました。しかしそうは問屋が卸さなかったわけです。米軍オスプレイの暫定移駐も宙に浮き、防衛省の一方的で傲慢な姿勢は佐賀県でも飛行ルート下の福岡県でも強い反発を呼んでいます。
〔参考記事〕
◆オスプレイ 佐賀空港受け入れ 知事「最終判断は来秋」 10・23 佐賀
・記事から
佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画について、佐賀県の古川康知事は22日、県の受け入れ諾否の最終的な判断は来秋以降になるとの考えを示した。駐機場予定地の地権者であるノリ漁業者の漁期が来春まで続くことや、佐賀市議会の議論も来秋までかかるとの見通しを示し、県はその意向などを踏まえて最終判断するとの認識を明言した。古川知事が判断時期に言及したのは初めて。
古川知事はオスプレイ配備の判断時期について「(地権者は)ノリ漁期が終わってからにずれ込むことは当然だろう。佐賀市議会の特別委員会も、1年ぐらいかけて議論する印象を受けている」と指摘。「来年秋ぐらいにかけて徐々にいろいろな方が判断されると思う。地元の理解や市議会、市長の意向を判断の前提とすれば、知事の判断はその後になる」と述べた。
判断基準は、あらためて「民間空港の発展に支障にならないこと」を前提とし、住民の安全安心が確保できるかを要素に挙げた。その上で、民間空港の支障の有無という前提条件に関しては「県民の理解という話ではない。防衛省に支障がないことを証明するよう求めており、きちんとした報告が出れば、県として議論する」と、来年4月までの自身の任期中にも一定の判断が可能との見方を示した。
防衛省幹部は「来年度の予算をお願いしているので、来年4月くらいがタイムリミットと思っている」と述べ、今後も早期の決断を求める姿勢を示した。
◆オスプレイ 防衛局が住民説明会 11月後半で調整 10・23 佐賀
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