【与那国から】
●10・25付八重山毎日記事「初の職員採用試験実施へ 与那国町」から。
〈与那国町は町職員採用試験を初めて実施する。同町の職員採用はこれまで、自薦や他薦などで行われており、町民から「一部の人たちだけが利益を得られるような採用のやり方だ」と不満の声があり、議会からも「公正公平な行政運営のためにも採用試験が必要」と指摘されてきた。
外間守吉町長は「町民の要望だけでなく、職員の質の向上のためにも試験の必要性を感じている。町の発展のためにも変わっていかなければならない」と話した。
議会で採用試験の実施を訴えてきた田里千代基町議は「意見を聞き入れてもらえたことは評価するが、これが本来のあるべき姿。行政力が地域を守るので真剣に取り組んでもらいたい」と述べた。〉
自薦・他薦で職員を採用するのは縁故採用を許すことです。縁故採用が行政腐敗の温床であることはいうまでもありません。
まだそんなことが許されてきたのかという感なきにしもあらずですが、この職員採用試験実施への転換は先の町議選で議会の構成が変わったことが大きく影響していると見られます。陸自誘致に反対している「与那国改革会議」など住民のみなさんの粘り強い努力がこういう成果を生んでいます。
〔参考記事〕
◆初の職員採用試験実施へ 与那国町 10・25 八重山毎日
写真 初の町職員採用試験を実施することになった与那国町
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