◆米軍、Xバンドレーダーを搬入 京丹後、数十人が抗議活動 12・21 東京・共同
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米軍は21日未明、京都府京丹後市の米軍経ケ岬通信所に、ミサイル防衛用の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を搬入した。防衛省によると、年内に本格運用が始まる見通し。
通信所周辺では「米軍いらん」「搬入強行断固反対」などと書かれたプラカードや横断幕を持つ数十人が抗議活動を行った。
◆米軍、Xバンドレーダーを搬入 京都・京丹後の通信所 10・21 琉球新報・共同
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経ケ岬通信所は近畿地方唯一の米軍基地。22日に、運用を担当する米陸軍第14ミサイル防衛中隊の発足式を通信所に隣接する航空自衛隊経ケ岬分屯基地で行う。
Xバンドレーダーの配備に伴い、国土交通省は11月1日から、通信所周辺に飛行制限空域を設定する。制限空域は通信所を中心にした半径6キロ、高度約6千メートル以下の半円柱状。大半が通信所北側の日本海上空となる。(共同通信)
◆米軍Xバンドレーダー搬入開始 小松基地から京都・京丹後へ 10・21 京都
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写真 米軍経ケ岬通信所へ向けて航空自衛隊小松基地を出発したXバンドレーダー(20日午後9時7分、石川県小松市)
米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市丹後町)に配備されるミサイル防衛用移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の本体を搭載したトレーラーが20日夜、航空自衛隊小松基地(石川県小松市)を出発した。21日早朝にも陸路で同通信所に到着する。同通信所は近畿地方で唯一の米軍基地で、搬入完了に伴い、12月からのXバンドレーダー本格運用へ準備が加速しそうだ。
一部の市民団体や住民団体は、京丹後に米軍レーダーが配備されることに反対し、レーダーによる環境への影響や基地建設についての情報公開の不十分さを指摘している。
防衛省によると、Xバンドレーダーは弾道ミサイルの探知や追尾に特化したレーダーで米国が開発した。日本での配備は2006年6月の米軍車力通信所(青森県つがる市)に続いて2基目。
◆京都の米軍通信所:Xバンドレーダーを搬入 国内2例目 10・21 毎日
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写真 米軍経ケ岬通信所に到着したXバンドレーダー=京都府京丹後市で2014年10月21日午前7時43分、本社ヘリから西本勝撮影
米軍の高性能早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」が21日未明、京都府京丹後市丹後町の米軍経ケ岬(きょうがみさき)通信所に搬入された。米軍のミサイル防衛システムの一翼を担うもので、2006年の青森県つがる市の航空自衛隊車力(しゃりき)分屯基地への配備に続き、国内2例目。
レーダーは移動式で全長約13メートル、高さ3メートル。直進性が高い電磁波を高出力で発射し、1000キロ先の野球ボールの動きをとらえる性能があるといわれる。
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