〈南紀白浜空港に隣接する公園にはオスプレイ参加に反対する住民ら約400人が結集。「海上ルートと言ったのに、温泉街の上を飛んできた」「基地被害が拡大し『本土の沖縄化』につながる」と怒りの声を上げた。
潮岬で反対の横断幕を掲げた串本町の主婦末永博子さん(62)は「危険なオスプレイをなぜ日本で使用するのか。防災訓練にかこつけて飛ばしているだけだ」と憤った。〉
和歌山のみなさんの闘いに敬意を表しますが、「本土の沖縄化」という表現にはひっかかります。編集者の先輩である高齢のウチナーンチュがこの言葉を聞いて静かにこう応じたのをまざまざと思い出します。
〈そんなことはないよ。沖縄はいいところだよ〉
〔参考記事〕
◆自治体の防災訓練 オスプレイ初参加 10・20 東京
写真 和歌山県の津波災害対応訓練で、オスプレイから救援物資を運び出す参加者=19日、和歌山県串本町で
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の新型輸送機MV22オスプレイ二機が十九日、南海トラフ巨大地震を想定した和歌山県の津波災害対応訓練に参加した。自治体主催の防災訓練に使用されるのは初。海上自衛隊の護衛艦に着艦し、自衛隊との一体化もアピールした。
沖縄の基地負担軽減を目的とした訓練移転の本格化に向け、安全性への懸念を払拭(ふっしょく)し、住民が受け入れやすい防災訓練で実績を重ねる狙いがある。
◆防災訓練:米軍オスプレイ初参加??和歌山
10・20 毎日
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